集合的無意識に近づきたい

社会の底辺で生きる高齢ド素人が《ミスiD》オーディションに応募した経過を綴ります。面白ネタも書きます。

「自分も他人も肯定したい」表現へのパワーあふれる平井早紀さん〈ミスiDセミファイナリスト〉について

みなさん、こんにちは。ゆかです。

前回の記事がかなり好評をいただき、嬉しい限りです。ミスiDは、興味深い方がたくさんいるのです。そこで今回は、同じくミスiDセミファイナリストの平井早紀さんについて書かせていただきます。私はもはや、彼女のいちファンになってしまったのです…!

 

 

 

 

 

平井早紀さんと出会う

 

平井早紀さんとは、ミスiD2次選考の動画撮影で出会った。

スタジオで撮影を待っているとき、前の順にいた彼女は、ニコッと素敵な笑顔を向けてきてくれた。とても美少女で、目力がハンパない。志田未来にとても似ており、ネームプレートを確認したくらいだ。

 

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動画撮影後の待ち時間でも、話しかけてきてくれた。人懐っこい人だ。大学で心理学を専攻していた共通点を発見して盛り上がり、帰る際にツイッターを教えてもらって、ちょくちょくやりとりをするようになった。

彼女のツイッターには、とても美少女な写真や、きれいな文章が並んでいる。演技を学んでいる彼女は、ころころと様々な表情をするのが魅力的だ。また、文章を書くのが好きらしく、日々自分の感じたことを素直に綴っている。

最初の印象はそんな感じ。だから、なぜ彼女がミスiDを受けたのか不思議だった。彼女なら、他の普通のオーディションを受けても大丈夫そうなのに、と感じていた。しかし、ミスiDセミファイナリストが発表され、動画を見たときに、その謎が少し解決した。下の動画をご覧いただきたい。

 

 

www.youtube.com

 

何がアピールできるか考えたときに、私にできることが思いつかなかったんです。なぜ自分の魅力がわからないのだろうって考えたときに、私は色んな人の目ばかり気にしていきてきたからだって感じたんです。私が「これ好き」って言ったら、「お前が好きなんていうんじゃねーよ」って言われるのを気にして、自分の価値や好き・嫌いがわからなくなっていたんです…

 

 

とても共感する言葉が多い。しかし、彼女の話し方から

”何となくモヤッ”

としているのが伝わってこないだろうか。まるで、言いたいことはあるのに、それをどう言葉にして良いかわからず、しゃべりすぎてしまう感じ…。

そんなある日、彼女から、新宿ゴールデン街に行きたいとのリクエストをもらった(私は週3~4日でGG街に通っている)。私は彼女の”何となくモヤッ”を知りたいと思っていたし、彼女を記事にしたいと伝えると「森本さんだったら良い」と嬉しい言葉をいただいて了承を得たので、2人で会うことにした。

 

 

2人で飲んでみた

 

彼女からは、”育ちの良さ”を感じる。細かい気配りが上手なのだ。お土産を持ってきてくれたり、さらに「お荷物になっちゃってすみません…」と気遣いをかかさない。また、ドリンクを注文する際「私もソフトドリンク頼んじゃって、大丈夫ですか…?」とお店側のことも考えている(私は常にソフドリを注文している)。

 

彼女は、とても多忙だ。ミスiD以外のオーディションを受けたり、演技のレッスンに通い、バイトもしているのが。そんな中で、SNSで毎日更新しているのだからすごい。そこで私は、 「毎日ちあスト配信やったり、色々活動していて、よくできるよねー」と伝えると、彼女はこう答えた。

 

「私、完璧じゃないと、自分を認められないんです」

 

なるほど…彼女は”完璧主義”なのだ。聞くところによると、彼女は優秀な進学校に通っていた。勉強が好きで、学級委員を務めたこともある。”育ちが良い”というより”優等生”なのだ。

ここからは、平井早紀の魅力について4つご紹介したい。

 

 

魅力1:両極端の自分がいる

 

ところが、ここで彼女は気になることを言った。

 

「完璧主義の自分が、いつも私に言ってくるんです。『完璧じゃなきゃダメだ』って。でも、自分を守る自分もいて、その狭間にいる私はいつも葛藤しているんです」

  

ちょっと複雑な心の構造を持っている…。彼女によると、自身の心は〈完璧主義の自分〉〈守りの自分〉〈私〉の3人で構成されているらしい。誰かに似ていると思ったら、私であった(笑)二重人格ではなく、心の傾向として、両極端の自分が存在する。このような構造のある人は、何らかの《心のわだかまり》を持つ場合が多い。ここに”何となくモヤッ”の正体をかぎとった私は、彼女に完璧主義にいたった経緯を聞いてみた。

 

「高校のとき、『お前が社会に出るから、日本がクズになる』って言われたんです。あと、『人間のクズ』ってネットに書かれたりもしました。そのせいで、数ヶ月間、2日に1回しか学校に行かれない時期もあって。そんな中でも、学祭でがんばって皆を引っ張ったら、『悲劇のヒロインぶってる』と叩かれました。でも、ボロボロになっていないと、自分自身を認められなかったんです。」

 

悪質な中傷によって、彼女は自分に自信をなくしてしまった。周囲が勉強できる生徒ばかりだったので、自分も完璧にならなければいけない、完璧以外の自分を認められなくなったのだ。しかし、その状態はかなりつらい。完璧な人間など、どこにもいないからだ。そこで彼女は、〈守りの自分〉を作った。そうすることで、〈完璧主義の自分〉から〈私〉を防衛したのだ。

両極端の自分とのせめぎ合い。”何となくモヤッ”の一つはここだった。

 

 

魅力2:ただの完璧主義じゃない

しかし、ただの完璧主義者ではない。まず、彼女は完璧主義を他人に押し付けない。一般的に完璧主義の人は、自分が完璧であろうとするあまり、他人にもそれを要求してしまう。ところが、彼女からはそのような態度が一切感じられない。むしろ彼女は「周りの人みんな好きです」と言う。それは、彼女の哲学に基づいているのだ(後述)。

また、”完璧主義な自分”につぶされていないことも注目だ。通常、周囲からのプレッシャーに耐えられず、自分を責める気持ちが強くなり、精神を病むケースが多い。しかし、彼女は自分を追い詰めることがマイナスに働いていない。それは、〈守りの自分〉が〈完璧主義の自分〉を調整し、自分を責めることよりも、表現への追求にエネルギーを使っているからなのだ(こちらも後述)。

 

しかし、完璧主義らしい特徴が2つある。1つは、とても正義感が強いことだ。学生時代、思春期真っ只中で、反抗的な態度をとる同級生を見て、いつも疑問に思っていたようだ。

 

「周りの子たちを理解できませんでした。だって、先生たちの言うことは正しいし、自分を育ててくれた両親には感謝しかない。子どもなのに、大人の視点から物事を見ていたんです」

 

思春期の中にいても、彼女の基準は大人だった。それが、仕事へのプロ意識にもつながっているのだ。

もう1つの特徴は、例えば、誰かが自慢話をしたとき、彼女は一瞬考えてしまうらしい。相手が褒められることを期待している、ということを意識しないと返答できないという。

 

「もしかしから、自分も同じことができるんじゃないか、って思っちゃうんです。私の方がすごいことやれるんじゃないかって。でも、自分が実際にその場で、その人と同じようにできるかっていうと、わからないですよね。だから、実際に自分にできないかわからないことを、その人が実際にできたのは、すごい!って納得した上で『すごいですね』っていうんです。」

 

普通なら「すごいねー」と適当に褒めて流せば良い話なのだ。しかも、他人と比べてしまうクセがあるらしく、自分でも嫌になるそうだ。私は「今のままの早紀ちゃんが魅力的だよ」というと、それを受け入れつつ、こう答えた。

 

「ありがとうございます。でも、満足するのは嫌なんです。満足しちゃうと、そこで止まってしまうから。」

 

さらに、ツイッターでは、このように語っている。

 

 

 

彼女の思考回路は、面倒臭そうに思えなくもない。だが、この負けず嫌いなところが、彼女を自己実現へ導いていくための鍵なのである。

 

 

魅力3:伝わらないことを表現へのエネルギーに変えている

 

「私の中で、言葉が多すぎるんです。本当に言いたいことは1つなのに、その周りを言葉が埋め尽くしてる。頭の処理能力が遅いから、自分の気持ちをすぐに言語化できない。だから、常にもがいているんです」

 

 私は、平井早紀の一番の魅力はここだと思う。彼女の頭の中は、言葉であふれ返っているが、”本当に伝えたいこと”は1つなのだ。それは、彼女自身も、具体的にはわからない。しかし、”本当に伝えたいこと”がわからないからこそ、それを追求するために、彼女は表現しているのである。

学生時代、心の奥底から伝えたいことを上手く言語化できず、もどかしい思いをしていた。そんなある日、絢香の曲をうたったことで、表現する喜びを知った。今、彼女は、その表現へのエネルギーを演技や文章に向けている。彼女から強烈なバイタリティを感じるのは、”本当に伝えたいこと”を探して、苦悶しているからこそなのだ。彼女の文章から、それがにじみ出ていないだろうか。

 

 

 

魅力4:自分の哲学を持っている

 

一時期、キリスト教仏教を熱心に勉強したそうだ。そこで気づいたのは、”頼れる存在を持っている人は強い”ということ。自分は、特定の信じる対象がない。だから自分はいつまでも弱い。それで、こう考えたそうだ。

 

「1つのものを信じたら、他のものを否定することになる。私は、自分も他人も肯定したい。それを考えたときに、”自分の軸”を持てばいい、と考えたんです。それで、自分の中に神様を持とうって思いました」

 

強調したいのは、彼女は”宗教的な意味合い”で神様という言葉を使っているのではない。より普遍的な意味での神様、いわゆる”神なるもの”を自分の中に築こうとしている。そしてそれは、”完全な自分自身”のことだ。

他力本願では、自分を助けることはできない。本当に自分自身を救えるのは、自分しかいないからだ。彼女は真実を知っているし、自分の哲学を持っている。

 

 

平井早紀の本当の魅力は、実際に会わないとわからない

 彼女のちあスト(動画生配信)を何度か見た。とても美少女で、アイドルらしく明るく振る舞う姿があった。しかし、私は声を大にして言いたい。平井早紀の本当の魅力はそこじゃない…!!伝えられない想いを、なんとか表現しようともがく様子こそ、彼女の魅力なのだ…!

本当の平井早紀の魅力は、実際に会わなければわからない。それを最初に伝えられたことを、私は誇りに思う。

 

 

ゆか

 

=★現在、アイドルオーディション《ミスiD》セミファイナリスト選考中です★=

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